毎年、3月に入るとサクラの開花予想を各気象会社が発表する。
今年は、3月23日頃と言っていたようだが、気象庁は3月21日東京のサクラは開花したと発表、3月29日には満開になった。でも、この辺りでは、咲き始めてはいたけれど、花冷えが続き七～八部咲きのままで、なかなか満開とはならなかった。

そんなある日、サクラの一枝に沢山の蕾を付けて、一輪だけ咲いているサクラの枝を見つけた。
下を向いた二、三輪は開き始めていたが、完全に開いていたのはこの一輪だけ。どうしてだろう？陽当たり具合なのだろうか？

サクラの花を描くのは難しい。
昨年も、この時期にサクラを描いたが、一片ずつを描くのではなく、木、枝と大きな塊で描いたので、それほど気にしなかったが、一片の凹凸、曲がり具合などなかなか思うようにならない。それに、さくら色にもなかなか描けない。

描くことは、また少し回を重ねれば、そのうちには納得いく絵が描けるかな？

昨年は3月17日に咲き始め、3月中に満開を迎え、散っていったが、今年は4月7日でもしっかり花を付けていて、今日はこの辺りでさくら祭りだと言って、朝から近くのお花見場所では、太鼓の音が鳴り響き騒いでいる様子が聞こえてきた。
花冷えのおかげで、長い間お花見が出来ている今年のサクラだ。