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1月の日の入り   

いつも日の出、日の入りの写真を撮っているが、HPに写真を掲載して文字では黄金色だとか茜色などいろいろ表現してみるものの、これを自分の描いた絵で表現したらどんな風になるのだろうと、いつも考えて、絵に描いてみたいと思っていた。

我が家からは、夏の間を除けば、ほぼ1年間を通して西方に横たわる丹沢山系、富士山そして秩父山系に沈んでいく日の入りが見れる。
特に、12月から1月にかけての時季、日の入りは富士山の向こう側へ沈んでいく。
12月になると富士山の右側、すなわち秩父山系側から始まり、日毎に富士山に近づきついには、富士山の頂上付近に沈む。それをダイヤモンド富士などと呼ぶが、最近はなかなかその日に当たらない。一度見逃しても、冬至を過ぎて富士山を越えて一度丹沢側へ行った太陽が再び富士山を越えるからそのときに見える。でもこの12月は見ることができなかった。

我が家のベランダから見える富士山は、年中そこにあるので見えるのだが、春先ころから見える日が少なくなり、6、7月の梅雨の時季に、時々はっきり見えるときがある。いつも見えている時季は冬なので、富士山は白い雪化粧をした姿と思っているのに、頂上付近には雪が残っているものの、突然黒々した姿を見ると、エッ?という感じがする。
やはり日本一高い山で、円錐形で形が整い、年中頂上付近に雪を纏った、あの姿がほとんどの日本人の富士山像ではないかと思う。

さてさて、絵を描いてみるとなかなか思ったようには描けない。まあ絵心が無いと言えばそれまでなのだが、色が思うように表現できない。当然といえば当然。自然が成すものを表現しようとするのだから無理なことだ。
お絵かきツールだからと、そのせいにしようと思うが、このツールなかなか良い。世の中にはお金をかければもっと良いツールはあるのだろうが、このツールある大学の実験用である時期一般公開したものを使っている。普通の水彩なら?もっと…など…自分としては、水彩絵の具を使うと同じような感覚で使えるこのツールが気に入っている。

それにしても、太陽を見たときに人間の目とカメラでは、今のカメラの方がきちんと太陽の形を捉えているので、性能の良さに驚きだ。人間の目は保護のためにそんな風に見えないようにしているのかもしれないが・・・

今回の絵は、文字で表現するような色は描けなかったけれど、自分が感じたように描けたのだから良しとしましょう。

 Sunset in january 2012

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