HOME / PAINT

The common kingfisher which has the evil eyes... 2009 Feb.

HOME / PAINT

目つきの悪いカワセミ

カワセミを見に行くと、いつも思うのだが、どうも目つきが悪い。どのカワセミもそうである。やっぱり、枝などに止まっていて、池や川の中を見据えて飛び込み、獲物を捕らえるには、目つきが悪くなってしまうのだろうか。

近くの2つの公園で、カワセミは通年見られる。
遠目に枝に止まっているところや水面をすれすれに飛んでいくときなどは、綺麗に見える。光の加減で緑色系に見えるときと青っぽく見えるが、青とだけ表現できない色、これは光の加減で青く見えたり緑色に見えたりする構造色といい、シャボン玉の色がさまざまに見えるのと同じ原理なんだそうだ。

カワセミの魅力的なのは、裏表の体色、特に背中の両翼の間から見えるコバルトブルーの色合いだ。あの綺麗さは、なかなか見れるものではない。

それなのに、アップで写真を写すと、目つきがよくないのが気になる。でも、描くとやっぱり腕が悪いのか、写真で見るほど悪い目つきではなくなっている。

inserted by FC2 system