【長野市街地はうっすらした霞の下。左手から根子岳、菅平高原。霞んで遠望できる浅間山。】

浅間山遠望と霞の下の長野市街地

昨年12月初めに飯綱へ行った帰りに見えた風景だ。暖冬といわれている今冬、この時は、久しぶりに訪れた遠来の客人を、高原の雰囲気でお出迎えしようとしてくれたのか、私にとって今シーズンの初雪プレゼントだった。
往った日は、いい天気だったが、翌朝起きてみると辺り一面、白い世界に変わっていた。といっても、ほんの1〜2cm薄っすらとしただけだったけれど、子どもの時のように本当に嬉しかった。

2日間を飯綱で過ごし、帰り道バードラインを走っていくと、墨絵のような?風景が目に留まった。絵に描いてみると墨絵とはまったく違った絵になってしまったけれど・・・・

どんよりとした曇り空だったが、雲に溶け込んでしまいそうな色で、遠くに浅間山が見え、左手から根子岳の広い裾野がなだらかな傾斜を引いて菅平高原となっていく。その手前には、善光寺平を取り巻く、千曲川の流れの東側に連なる妙徳山、熊窪山、太郎山、保基谷岳など私の故郷の山並みが、善光寺平を覆った雲海?霞の向こうに見えていた。

白い雲海?霞の下には長野市街地が広がっているはずだが、それを想像できないくらいに、ぴったりと善光寺平に雲のフタをしてしまったような風景だった。

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Mt. Asama distant view. 2007 Jan.

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