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2021年1月-2  (1月8日)
東京都       運動ついでの鳥見
10月の手術から3ヶ月、少しずつ運動を始めようといつも運動している公園へ出かけた。お供にいつもカメラを持って行くので、身体を動かした後、周囲の林を見ると野鳥が見えた。
ジョウビタキは囲いの杭の上にちょこんと止まり、辺りをグルリ見回していた。シロハラは落ち葉の中へ頭を突っ込み、何か真ん丸い実を咥えて頭を上げて、回りをキョロキョロ。
先日初視認のツグミは、この日珍しく5〜6羽で飛んで来て木の枝に止まり、そのうち1羽が地面に下りてきてキョロキョロ。また、春までは沢山見られるだろう。
グランドでは、川内選手が走っていた。最近よく見かけるようになった。
気になるなぁ〜 水でも飲もうかな ゴクゴク    見返り美人? ギョッ!水飲むんだよ 水美味しいね うん
     メジロ 目パチクリ 気になるなぁ〜 水でも飲もうかな ゴクゴク        ゴクゴク
鳥見初心者なので、鳥名の間違いなどあるかもしれません。また写真は、ピンボケのもの、ブレブレのものなど素人写真なので悪しからず。    
写真をクリックすると鳥が少し大きく見えます。。
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Wird Bird
Wild Birds-12
2021年12月  (12月22日)
東京都       翡翠

いつも運動をする公園の端に池が有る。この池は時々サギやカモの姿を見る程度でカワセミを見るのは初めてだ。
午前中に孫達と自転車で公園を一回りしていたときに、池の畔に十数人もの人がカメラを据えていた。その先には何が居るんだろう?
孫達を家に送り届けて昼食後、池に行ってみた。ほとんどの人は居なくなって3人残っていたので、何が居るんですか?と聞いてみるとカワセミだよ、と教えてくれ、その先を見ると池の畔のサクラの木の枝にカワセミの姿を発見!久しぶりに見たカワセミだ。

しばらく見ていたが、枝に止まったままいろいろな表情を見せたり仕草もいろいろ。でも、なかなかダイビングしてくれない。と言ってもダイブした瞬間を撮すことは出来ないので、目に焼き付けておこうとその瞬間を待つが、のんびりあっちを見たりこっちを見たり…そうこうしているうちに枝に止まっていたカワセミが水面に向かってキョロキョロ、すると次の瞬間池に向かってまっしぐらドボン!すぐに水面から飛び出してきて、ちょっとの間ホバリングのような感じで居たが元の枝に止まり嘴に咥えた小魚をアグアグと飲み込んだ。
池に飛び込み水から出てきて飛び上がっていく姿は、名前の通り翡翠色、エメラルドグリーンのような輝くブルーや濃いブルーに変化して見えた。

2021年12月-2  (12月28日)
東京都      鳥撮り納め 翡翠_2

公園の端に有る池に居るカワセミの様子を見に行ってみた。寒かったので1時間弱の短い時間だけ。
年末寒波で冷たい風が吹いて寒いのに十数人のおじさん達が三脚を立てカメラを据えていた。この日はカワセミが結構飛び回ってくれた。池に立てた止まり木から水面すれすれに何回も飛んでくれたり、池の周りの木に止まりいろいろな仕草を見せてくれた。
何回か池にドボン、小魚を咥えて上がってきた。3回目にはちょっと大きくて、飲み込むのにちょっと苦労していた。
綺麗な翡翠色の背中を見せてキョロキョロしていたが飛び立って行った。
池から上がってきて止まり木に止まると、大きな小魚を咥えてキョロキョロ。そこでは落ち着かないようでしばらく居たが、後の桜の木に飛び移り小魚をなかなか飲み込めないようで、目を白黒させながら小魚を枝にたたきつけたりしながら飲み込むのに必死。

2021年11月  (11月17日)
埼玉県       冬鳥鳥見

久しぶりに鳥見に行ってみた。もう冬鳥の季節になっていて、いろいろな冬鳥が入ってきているとサイトはにぎやかだ。じゃあ行ってみるかといつもの公園へ行くと、葦原に30人くらいの人達がカメラを据えていた。ベニマシコだ。誰かのかけ声で”居た”シャッター音が鳴り響く。”あっ飛んだ””あっちだ”などなど。ベニマシコはオスメス数羽が飛び回ったり葦原の葦に止まったり回りのヤナギの木に止まったり、移動する度にカメラマン達はあっちへこっちへと移動して撮していた。ベニマシコの他にはウグイス、メジロ、オオジュリンが見え隠れしていたがすばしっこくて写せなかった。
近くの水路ではダイサギがうろうろしていた。
隣の森の池にはアオサギが一本足で立って、ゆったりした仕草を見せていた。この森では最近リュウキュウサンショウクイが数羽入っているようで、時々姿を見せる。この日も午後から姿を見せたのでパチリ!
今季、まだジョウビタキを見ていないが冬鳥シーズンは始まったばかり、これからが楽しみだ。

2021年9月  (9月16日)
埼玉県       秋の渡り

秋の渡り鳥の記事がいろいろなサイトで見え始めたので、久しぶりに公園に行ってみた。
行ってみたけれど、期待に反して、さっぱりだった。 シジュウカラやエナガの混群がいたので、その中に何かめぼしいものがいないか、探したがよく分らず、何枚かシャッターを切っていたら何か写っていた。 はっきり分らないが、センダイムシクイ?かも。
混群はあっちへ飛び、こっちへ飛びして上を見ているうちに、沢山の人が集まっていた。なかなか何も見つけられなかったので隣の林へ行ってみた。

そこも静かで、2人がカメラを据えて上を見ていたが、何が居るのか分らない。2人が動いたので木の枝を見ると、何か飛び回っているが何だか分らない。
ここでも、いつの間にか人が集まってきて、飛び回ると人達も動き、そんな中何枚か撮った中に何か写っていた。キビタキのメス?のようだが、よく分らない。
久しぶりの鳥見だったが、この日はこれでお終い。

2021年4月  (4月2日)
埼玉県       そろそろ鳥たちも移動が始まる
今日は朝から雲が広がっていたが、昼頃になって少し青空も出て明るくなった。公園に入ると、平日だが春休みなので、芝生のあちこちで子供ずれの人たちが遊んでいた。
林に入ると10人くらいの人が、カメラを構えて何やら見上げていた。双眼鏡で見るとビンズイが見えた。何羽か居て枝を歩いたり飛び立ったり、なかなか被写体になってくれない。かろうじて枝で顔が隠れたのが撮れた。

公園内を歩いたが、ウグイスの鳴き声、シジュウカラ、ヒヨドリくらいで他の野鳥はほとんど見えない。林内を歩いて行くとキーコ キーコ、頭上から賑やかな声が聞こえてきた。見上げるとメタセコイヤの樹に数十羽のイカルがとまりおしゃべりの真っ最中だった。
イカルを撮そうとするが、高いところで枝がいっぱい交叉していて枝被り、おまけに後ろ向きばっかり。ただそこに居るだけという写真になった。

そろそろ鳥たちも移動が始まるようで、この辺りからもどんどん冬鳥が少なくなっている。そんな中でベニマシコの姿を見たが、すぐに飛んでしまい、その後は全く見られなかった。
帰りに最初のビンズイが居た場所へ行ってみると、もう誰も居なくビンズイも低い枝に降りてきて、見ていると地面の草むらに下りて、地面を突っついていた。
そろそろやって来る夏鳥が待ち遠しい頃になった。

2021年-3  (1月13/20日)
東京都       お散歩ついでの鳥見

お散歩ついでにいつもの水場を覗いてみたら、スター勢揃い、ヒヨドリ、ムクドリ、ツグミ、シロハラが仲良く?水飲みをしていた。入れ替わりで珍しくモズも顔を見せた。しばらく見ていると入れ替わり立ち替わりメジロ、ジョウビタキと常連さんが遣ってきていた。
グランド脇の木にはカワラヒワが群れで木の実を食べていた。逆さまになったりしながら、時々グランドに下りて草原を突っついていると、ランナーが走ってきて、その度に飛び立っては木の実を・・・繰り返していた。
シメも最近よく見かけるようになった。シメも見ていると変な格好で木の実を食べている。木の実は沢山あるのだからもっと簡単に食べられる枝に止まれば良いのにと思うが、鳥には鳥の考えがあるんだろうなぁ〜・・・なんて眺めていた。

    
 
2021年1月  (1月4日)
東京都       近くの公園で初鳥見

このところ、毎日のように散歩に行く公園。これまでは運動をしに行っていたが、最近はお供にカメラを持っていき鳥見だ。今年初めの鳥見は年末に続きここで初鳥見。
行く度に一種類違った鳥が見られて良い場所になった。この日新たに見られたのはジョウビタキとツグミだ。
ジョウビタキは、10月に渡ってきた直後に見たが、その後姿が見れなかったので久しぶりのご対面だ。ツグミは今年初視認、先日から鳴き声は聞こえていたが、姿が見られなかった。もう少し時間が経てばグランドの芝生を歩き地面を突っつく、いつもの姿が見られるだろう。
シロハラ、メジロは水場で喉を潤し、カワラヒワは10羽くらいの群れで、グランド脇の木で木の実を食べていた。

見返り美人? ギョッ!水飲むんだよ 水美味しいね うん メジロ 目パチクリ 気になるなぁ〜 水でも飲もうかな ゴクゴク
2020年12月  (12月26/29日)
東京都       近くの公園で鳥見

いつも運動している公園のグランド脇に、蝶の里と言って蝶が成長する過程に適した庭園を造り、蝶の幼虫から成虫になるまでを見られるように、植物や土壌など入れた一画がある。
そこに水飲み場があり、野鳥が遣ってきていた。この公園は、普段野鳥はあまり多くは無く、春先にキビタキが時々、ツグミがグランドをヒョコヒョコ歩いていたり、マヒワの群れがたまに、イカルの大群がまれに、シメも時々程度だ。
そんなこの日、水飲み場がにぎやかだった。ヒヨドリはギャーギャー飛び回り枝から下の様子を見ていた。カワラヒワが2羽仲良く水飲み、顔を見合わせゴクゴク。メジロも遣ってきた。シジュウカラも勢いよくゴクゴク水飲みを始めた。
この公園では珍しいシロハラ、最近は時々見かけるようになった。水を飲んでキョロキョロ。一頻り賑やかに交代で水を飲んでいたが、みんな喉が潤ったのかどこかへ飛んでいった。

2日後に再び行ってみると、相変わらずヒヨドリが高い木の枝で木の実を啄み、水場ではこの日カワラヒワに変わってヤマガラが登場した。メジロは群れで来て水を飲んだり水浴びをしたり、シジュウカラも水浴びだ。シロハラはメジロに接近、でも仲良く遊んでいた。
この日はずいぶん賑やかになった。

12月26日
見返り美人? ギョッ!水飲むんだよ 水美味しいね うん メジロ 目パチクリ 気になるなぁ〜 水でも飲もうかな ゴクゴク
   おいらシロハラだよ キョロキョロ 何見てんだよ!
12月29日
見返り美人? ギョッ!水飲むんだよ 水美味しいね うん メジロ 目パチクリ 気になるなぁ〜 水でも飲もうかな
2020年8月  (8月8日)
長野県      登山で鳥見

8月8日、早朝に孫と初めての山登りをしてきた。標高1917mの長野市の最高峰・飯縄山だ。
7時に登山口から登り始めると、しばらくは静かなスギなどの針葉樹の森林地帯を進む。次第に広葉樹林帯に入るとウグイスの鳴き声が聞こえ始めた。春先は麓の山小屋の周りで鳴いていたが、夏になると徐々に高いところへ上がっていく。登山道のすぐ脇の木陰で鳴いていたり、姿が見えたりしていた。標高が1700m位の水場がある沢では、コルリが綺麗な声で鳴いていた。
ウグイスは、頂上へ着く間に何羽も鳴き声が聞こえ、頂上付近でも鳴いていた。
頂上付近は霧で視界が悪く、20mくらいの範囲しか見えない。
下山し始めると、ちょっと下に枯れた木があり、そこに何かが飛んできて止まった。良く見るとホシガラスだ。薄ら霧の中に見えたのでシャッターを切ってみた。霧でピントがちょっと甘いが、初めての鳥だったので、何とか写って!と、まあ、見れられそうに写っていた。
止まって、ほんのちょっと留まっていたが、すぐに霧の中へ飛んで行ってしまった。

2020年6月  (6月3〜7日)
埼玉県      自宅で鳥見

コロナウイルス感染症で、近くの公園にも出かけるのも、何となく気がひける。ならば自宅ベランダから見える鳥を写してみよう。
幸い、毎朝シャーシャーとうるさく鳴きながら飛んでくるオナガ。近くの電柱の天辺へ1羽が飛んできて、すぐに追いかけて来たもう1羽。仲良く狭い場所でひととき。
同じく毎朝キュルリリッ キュルリリッと、これもうるさく飛び回っている。近所の家のクリの木やビワの木があるので、そこへ止まったり近くの電線に止まったりしてうるさく鳴いている。ムクドリの幼鳥と思われる2羽も、電線に止まり辺りをキョロキョロ。
デデッポッポーデデッポッポーと朝から威勢良くなくキジバト。子供の頃は兄弟で伝書鳩を飼っていたので、それに対してドバトと呼んでいた。
最近、オナガやムクドリに比べスズメを見かけなくなった。どうしたのだろう?この朝は電柱の天辺に止まって居たスズメを発見パチリ!

2020年2月  (2月17日)
東京都       公園の鳥たち
鳥見は昨年の春以来だ。よく行っていた渡り鳥が通過する公園は、昨秋の台風で大水が出て公園が数メートルの水に覆われ、いまだに復旧せず立ち入り禁止になっている。いつ復旧するかの見通しがついていないそうだ。
そんな時、鳥を写すつもりでは無く、いつも運動している公園を歩いていたら、この公園では珍しいアカハラが見えたので写してみた。
アカハラは、5月連休の頃、飯綱へ行くと木のてっぺんに止まり、朝早くから「キョロン キョロン チー」とか「キャラン キャラン ツリー」と聞こえる、澄んだ大きな声を遠くまでひびかせていた姿を思い出した。冬は暖かいこの辺りへ来るが、そろそろ高原へ帰っていく。この日は、土を突っつきエサを食べては顔を上げ、また突っつくを繰り返していた。

そのすぐ隣にはツグミが、やっぱり同じようなことをしていた。でも、ツグミのは地面をチョンチョンと跳ねるようにとんで、地面を突っつきエサをとる、そしてまたチョンチョンと跳ねて止まって胸張ってという格好だ。あと1ヶ月もすれば、ツグミは北国へ帰っていく。
ちょっと離れたグランドの草地では、ハクセキレイがやっぱり地面を突っついてはチョコチョコチョコと歩き、時にはパラパラパラッとちょっと舞い上がったりしていた。こちらを向いたので、良く見ると何か嘴に咥えてこっちを見ていた。
そろそろ、また鳥見を始めますかね。
 
2021年6月  (6月25日)
埼玉県       シロエリオオハム

今月の初め頃から、近くの湖にシロエリオオハムが居るという情報があったが、なかなか行けずにいたが梅雨が本格化してしまわないうちに見たいと思ったのと、日本には冬鳥として渡来するらしいので、何故今頃?と、いつまで居るか分からないので行ってみた。
さて、現地に着いたが広い湖、何回も行ってはいるがこの日は湖面を動くものがほとんどいない。どうしたものかと双眼鏡で見渡すが見たことが無い鳥なので分らない。時々見えるのはカワウ。
そのうちに、一人のおじさんが、今日は幼鳥があそこに居るよ、と教えてくれた。見ると対岸に近い所を動いているものがみえた。対岸の緑に染まった湖面をあっちへ行ったり反対に行ったりしている。遠くでよく分らないので対岸へ移動。近くで見ると、やはりカワウとは違うことがよく分る。
幼鳥なので成鳥のように白い斑点や模様がはっきりしていないので、見栄えは良くない。でも、こちらを見ているような顔の様子は可愛い。潜ったり浮き上がってきて羽ばたきをしたり、いろいろな動きを見せてくれた。しばらく下流の方へ移動してみたりしたが、成鳥は見られなかった。

移動しながら歩いていると、土手の方から ヒッ ヒッ ヒッ ヒッ ヒッ ヒッ と上昇したり、下降したりのセッカが草の天辺に止まって再び ヒッ ヒッ ヒッ ヒッ ヒッ ヒッ と。
ホオジロも木の天辺で チーチッ チチッ チークルリ とさえずり続けていた。
辺りの葦原では、ウグイス、オオヨシキリが沢山鳴いていた。ちょっと離れた林からはキョッキョ キョキョキョ キョッキョ キョキョキョ と辺りに響き渡るホトトギスのさえずりが聞こえていた。


2021年5月  (5月25日)
長野県       山で鳥見

久しぶりに山へ行ったので、森林植物園内を歩いてみた。山は芽吹きが始まり、車から降りると沢山の野鳥の鳴き声が聞こえてきた。
駐車場のすぐ脇では、ニュウナイスズメが、ウグイス、カッコウ、ツツドリなど良く聞こえる。
木道を歩き始めると、アカハラがキョロロン キョロロンと鳴いていた。逆光のところを撮したら見えにくく暗かったがちょうど枝被り、残念! 
すぐ近くの木でチョロチョロ動く鳥が見えた、動きから近くにいたおじさんがキバシリだ、と良く見るとキバシリが上へ上へと幹を上がっていくところだった。すばしっこく動き、次々と隣の木へと移るので見失ってはまた見つけるをしばらく続けた。

キビタキの鳴き声が聞こえるので、近づいてみるが葉っぱが多く見つけられないので、先へ進む。一昨年の台風で園内の様子がずいぶん変わってしまった。園内を良い具合に回れるようになっていた木道が、1本道になってしまい、野鳥の鳴き声がしてもその方向に行けなかったりと、変わってしまった。
歩いていた木道の手すりで、大口を開けて囀るのはミソサザイ。一頻り鳴いた後は藪の中へ消えた。今度はウグイスがすぐ近くで鳴いているが、向こう向きでお尻ばかりが見えてこっちを向いてくれなかった。
ほぼ園内を回って来ると、枯れた木の上でチリチリチリ チーチクリチーチクリと大口を開けてミソサザイ。しばらく見ていたが、一向に止まないのでこちらからバイバイ。
戻ってくると、さっきのキビタキの鳴き声が聞こえてきた。今度は少し場所を移動したようで、すぐに姿を捉えた。一生懸命鳴いている。時々こちらの気配を感じているのか、こちらを見たりしながらずっと鳴いていた。

高木の天辺あたりからカッコウ カッコウと鳴き声がするが姿は見えない。しばらく見上げて探していると、飛び立つ姿が見え、高いところを飛んで数本先の木に止まり、またカッコウ カッコウ、でも姿は見えなくなった。
カッコウが遠ざかると、今度は近くでホトトギスが鳴き始めたキョッキョ、キョッ、キョン、キョキョキョキョ と。すぐ近くで。聞こえてくる感じでは、それほど高い木の枝ではなさそうなので、双眼鏡で覗いたりしたが、これも姿を見つけらなかった。
他に、アオジ、クロジ、ヒガラ、コルリ、ゴジュウカラ、ツツドリなどの鳴き声を聞いた。

すばしっこいでしょ! ピチョ ピチョ ピイピイピイ チーチー リリリ・ キョロ何か用かい? ピーリ、ピッピュルリ ん!?なにかい? また歌おう♪ チリチリチリ チーチクリチーチクリ 目をつぶっちゃダメ チリチリチリ チーチクリチーチクリ
もっと大口開けて! もっともっと! こっちも巻けずに大口だ! お尻で失礼! またまたお尻で失礼! 枝が邪魔だよ!

一昨年の台風で、河川敷の公園は水浸しになり、その後しばらく公園内には入れなくなり、昨年はそのままコロナで行く気にはなれずにいたが、久しぶりに行ってみた。サクラソウ公園は野焼きをした後で、焼け棒杭の中をアリスイが土の中を突っついていた。時々飛び上がり近くの木の枝に止まり木の幹を突っついて、また地面に下りるを繰り返していた。アリスイは色が土のようで、鎧でもまとっているようでグロテスクな鳥だ。

他の林に移動してみたが、ツグミ、ヒヨドリ、エナガ、シジュウカラ等。レンジャクはどうかと宿り木の下へ行ってみると、十数人がカメラを構えてシャッターを切る人もいた。良く見るとヒレンジャクが1羽だけ、宿り木でじっとしていた。相変わらず人相ならぬ鳥相の悪さ、突っ張りあんちゃんみたいな顔をして居る割には、相変わらずたら〜んとしただらしないウンコをしていた。しばらくすると、どこかへ飛んでいった。

さらに隣の林へ行ったがここも鳥の気配が無い。田んぼの方を見ると、田んぼの中を流れる川の岸を歩きながら中にカメラを向けていた。行ってみたがホオジロが何羽か飛び交っていた。1羽が身体を向こうに向けているのに、良く見ると顔だけをこちらに向けていたが、その表情が変顔だった。
川岸を歩いて行くと林の近くの木に向かって何人かがカメラを向けていた。良く見ると木の実をムシャムシャ食べているベニマシコが見えた。ベニマシコは久しぶりに見た。やっぱり赤い鳥や青い鳥など色合いが綺麗な鳥は良い。

もう一つの林へ行ってみたが、あまり鳥の気配が無い。少し歩き回ってみると藪の中から数羽の鳥が道に出てきて、地面を突っついている。良く見るとアオジの団体さんだ。近づいても平気でいるので、こちらが遠慮して飛び立つまで待っていた。
林の中の池にカワセミでも居ないかと除くとアオサギの幼鳥?らしき鳥が突然飛び上がって、近くの木に止まった。他にコサギが佇む姿、久しぶりに見るコゲラなど、短い時間ではあったが結構沢山の鳥を見ることが出来た。

2021年2月  (2月10日)
埼玉県       久しぶりの公園での鳥見


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