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Wird Bird
写真をクリックすると鳥が少し大きく見えます。。
鳥見初心者なので、鳥名の間違いなどあるかもしれません。また写真は、ピンボケのもの、ブレブレのものなど素人写真なので悪しからず。    
Wild Birds-10
2015年6月  (6月11日)
長野県     梅雨入り前の鳥見

梅雨入り前に鳥見に行きたいと思い山へ行ってみた。
もう、この時期は山でも若葉が茂り、鳥見にはあまりいい時期ではない。鳴き声はすれど野鳥の姿はなかなか見つけにくい。それでも、夏鳥が渡って来て既に自分の縄張りは確保して、この短い山での夏を子育てに励むのだろう。

森を歩けば、野鳥の気配や鳴き声はするので、よく見ればおなじみの鳥たちが見える。アカハラは忙しなく動き回り、キョロロン キョロロンと言う鳴き声は出さず静かに森の奥の枝に居た。

アオジは大口を開けてピーキュルッルン キュルルンピーと鳴いていた。キビタキも負けじと鳴いていたが人の気配を感じお立ち台でキョロキョロ。
コルリだと思われる鳴き声だが色が光の加減で今一。そんな鳥見だった。


2015年5月  (5月3日)
長野県     高原の鳥見

山は、芽吹きが始まったところで、柔らかな新緑と、まだ咲いている山ザクラのピンク色が青空に映えていた。
この冬は大雪だったが、漸く雪解けも終わった。1月と3月に行った時には150cmを超す雪で大変な思いをしたが、雪が消えてしまえば、何でもなかったと思える。今でも、この辺りを歩けば所々残雪はある。でも、山にも遅い春が遣って来て花が咲き始め、水辺ではミズバショウ、リュウキンカが目を楽しませてくれた。

この時期は、ちょうど夏鳥も遣ってくる時なので、バーダーやカメラマンが多い。そんな森を歩けば、沢山の野鳥を見れる。鳴き声も沢山聞ける。にぎやかな森だ。渡ってきた夏鳥は、縄張りを主張して縄張り内を飛び回りながら、あっちで鳴き、こっちで鳴きと忙しいが、見ているこちらとしては、ある場所にじっとしていれば、近くに来てまた姿を見せて鳴いてくれるから良い。この日は、サンショウクイ、アオバト、アカハラ、ゴジュウカラ、キビタキ、ヒガラ等おなじみの鳥たちが見れた。

ミソサザイは相変わらず大口を開けてさえずり、ニュウナイスズメは巣穴の近くでう〜んと考え込んでいる。アカゲラは木の割れ目に嘴を突っ込み餌でも探しているのか?ウグイスは鳴くのをやめておすまし顔。いろいろな表情を見せる野鳥たちだ。


2015年4月-3  (4月26日)
埼玉県      キビタキ

今朝は、初夏の爽やかな朝を迎えた。日中は、少し動けば汗ばむようだが、このくらいの季節が一番いい。
今日は、日曜日なのに早く目が覚めてしまったので、久しぶりに近くの公園へ夏鳥でも見れればいいかと思って、行ってみた。
この季節、すぐ近くの公園もそうだが、若葉が茂り始めて、鳥見をするには少しずつ見えずらくなっている。

公園に入ると、すぐのところに沢山の人たちがカメラを据えて、高い木を見上げていた。さっそくその人たちが見上げる方向を見上げるが、見えない。
そのうちに♪ピーピリリ ピリリ ピリリというさえずりが聞こえてくるが、葉陰で囀っているようで、誰も見えていないようだ。キビタキだ。
今季は、まだ夏鳥を見れていないので、絶好のチャンスと囀りの方を目で見ては、動くものがあれば双眼鏡で見てと懸命に探すが、しばらくぶりなので、なかなかみつからない。
そのうちに誰かが、飛んだ!と、そして少し離れた木の方から再び♪ピーピリリ ピリリ とさえずりが聞こえ始めると、そちらへ移動。
そんな風に半径50mくらいの範囲をぐるぐる飛び回るキビタキの姿を追いながら、木の枝に止まって囀るたびにシャッターを切り、飛んだ!の声でまた姿を探し、そんな繰り返しをしながら、ようやく今季初めてのキビタキを見ることが出来きた。

今朝は、2羽くらいのキビタキが居たようで、こっちで囀りが聞こえたかと思うと、ちょっと離れた所からも囀りが聴こえてきたりしていた。
小一時間で、最初に居た場所に戻ってきたので、今日はこの辺で切り上げることにした。
私が、帰る頃にはカメラを構える人達は、更に増えていたが、この頃には、森の奥に移動して囀りだけが♪ピーピリリ ピリリ ピリリと綺麗に聞こえていた。

2015年4月-2  (4月19日)
埼玉県      ウグイス

平地で鳴き始める季節が、早春であることから春告鳥と呼ばれているウグイス。
この辺りでは、3月初め頃に鳴きはじめ、初めはへたくそな鳴き方で、痞えながら鳴いていたのが、この頃はすっかり上手になり、スムーズで綺麗に♪ホーホーホケキョ、ホーホケキキョ、……と鳴くようになった。
でも、ウグイスは藪の中をチョコチョコ動き回りながら鳴くので、その姿をなかなか見れない。たまたま姿を見つけても、ウグイスの方も人間の姿を見つけると警戒?威嚇なのかケキョケキョケキョと鳴きながら動き回りる。

この日は、河川敷を歩いていると上手に♪ホーホーホケキョ、ホーホケキキョ、……と鳴いているウグイスの囀りが、枯れ葦の中から聴こえてきた。鳴き声はすれど姿は見えず、どこかなぁ〜と、じっと鳴き声のする方を見つめていたが、しばらくすると、近くの木の枝に飛び移り、そこで鳴きはじめた。
すぐ近くに私が立っているのに?・・・普通、人の気配や姿を認めると、ケキョケキョケキョと泣き声が変わるのに、まだ私の存在を認識して居なかったのか無視されたようだ。

胸からのどの辺りを膨らませながら♪ホーホーホケキョ、ホーホケキキョ、……と上手に鳴きはじめた。やはり、あれだけ綺麗なさえずりをするには、体全体の力を振り絞って美声を出すのだろう。人間でも、いい歌を歌う歌手は体全体を使って歌っているから、鳥も同じなんだろう。
しばらくウグイスの鳴き声に聴き入っていたが、鳴き声に引かれて他の人が来たので、ケキョケキョケキョと警戒の鳴き声を発しながらウグイスは再び葦の藪に入り、姿は見えなくなってしまったが、しばらくすると、また♪ホーホーホケキョ、ホーホケキキョ、……と、綺麗なさえずりを始めた。
さすが、日本三鳴鳥と言われるウグイス、いい歌声には気持ちが癒されるね。

この日、他にはアオジが藪の中の小枝に止まって辺りをキョロキョロ、ホオジロは高い枝でじっとどこかを見ていた。後姿だってカッコイイだろうとモズ、水浴びをするシメ、お花畑で遠くを見つめるシロハラ、もうそろそろ北の国へ渡って行こうかと相談でもしているようなツグミ3羽。

2015年4月  (4月12日)
埼玉県      鳥見が花見に
春になったかと思ったら雪が降り、季節は足踏みかと思っていたが、その雪の日に青や黄色い夏鳥が渡って来たという情報があった。
季節は、確実に進んでいるようだ。今年の夏鳥は、少し早めに渡って来たような気がする。でも、すぐに見に行くわけにもいかず、やっと行ってみたが、今季初の夏鳥には遇えなかった。
まあ、この公園は通過地で数日しか逗留しなかったり、1週間くらい居たりでこれから続々?遣ってくるので、また見れる機会はあるだろう。
きょう、見れたのはカケスとホオジロくらいだった。カケスは5〜6羽が森を飛び回っていた。
ホオジロは、サクラソウを見おろしながら囀っていた。

二つの森を歩いたが、他に今日見えた鳥は、ヒヨドリ、シジュウカラ、ツグミ、コゲラくらい。ガビチョウが大声で何種類かの鳴き真似をしていた。でも、私以外のカメラを持った多くの人たちは、何かの出を待っているようだった
私は早々に森を引き上げて、近くのサクラソウの自生地へ行くことにした。
2015年1月  (1月11日
埼玉県      初鳥見

今年初めての鳥見に行ってみた。
このところすっかり鳥見に行っていないので、なかなか探せない。目が慣れていないといった感じだ。
昨年の3月終わり頃まで居たが、見に行った時には既に移動してしまったトラフズクが暮れ頃から見られるということを知ったので、早速見に行ってみた。川を挟んだ対岸の竹薮の中に静かに、見えにくいところに居た。何羽か居るようだが、その日は2羽を確認できた。
見ている人も無く、じっと見ていくと竹薮の奥に顔が見え隠れるような格好で眠っていたようだ。他の1羽は近くだが竹の木や葉っぱで姿ははっきり見えず、ただそこの居ることが分かる格好だった。本当は、動き出す夕方頃がいいようだ。
この鳥を見るのは初めてなので、もう少しはっきりと見たかったがまた次にしよう。

他には、野焼きをした焼け跡の地面を突っつくシロハラ、カシラダカ、ツグミが見えた。近くの枯れた藪にはカシラダカ、カワラヒワが枯れ草の藪にもぐりこんだり、出て来ては見晴らしのいい枝に止まり辺りを見回していた。
空を見上げると、ノスリだろうか、猛禽が飛び立ち上昇気流を探しながら円弧を描きながら少しずつ上昇していくと、そこへカラスが追跡し始めた。いつも見かけるのは猛禽1羽に対してカラスが数羽というパターンだが、この日は1対1のバトル。結果的にはこれもいつもの通りカラスが猛禽を追い払う結果となった。

いつも思うのだが、格好の良さなどで猛禽類のほうが強そうに見えるが、カラスのほうが勝っているように見えるのは何故なのだろう。
どこかに書いてあった言葉を借りると次の通りだ。
「猛禽類は、生きている獲物を狩る必要があるので怪我をすると致命傷になるので無益な争いはしない。一方のカラスは頭が良くて、一羽で追いかけることはまれで仲間を呼んで徒党を組んでちょっかいを出すので、我々人間から見れば、猛禽類が負けている様に見える。普通にけんかをすれば、体も大きくくちばしや爪が強い猛禽類のほうが勝つはずだが、そこは前述の通りで、野生の動物は最後まで決闘することは少なく、通常は威嚇だけで終わらせる。」と言う理由があるようだ。

今年初めての鳥見で、初めてのトラフズクが見えて、今年の鳥見は出足がいいのかもしれない。

2017年12月  (12月13日)
東京都     久しぶりのカワセミ

近くのカワセミが見られる公園に行ってみた。
この公園は、数年ぶりだ。近くなので以前はちょくちょく行って、カワセミを見たり、大きな池があるので、池を周回して自然観察会などをしたところだ。そんなことを思い出したので、カワセミはどうかと、見に行ってみた。

カワセミがよく見られる所に行くと、カメラを据えたおじさんが数人暇そうにしていたので、今は居ないのだと、私もそのあたりで日向ぼっこをしながら、カワセミが出てくるのを待った。
しばらくするとカワセミが飛んできたが、持っていたカメラは300mmのレンズなので写しても米粒のようにしか写らない。周りのおじさんたちのカメラがカシャカシャ シャッター音を鳴らし始めた。試しに写してみた。小さい池の対岸でコバルトブルーの背を見せていた。

少し待っていると近くの木の枝まで飛んできたが、枝の陰になったりで写真としては今一なので、いいところに来てくれるよう待った。一度小さな池から大きな池に飛んでいったカワセミが戻ってきて、今度は良い所に止まってくれた。そこで後ろ向きになり、コバルトブルーの背を見せてくれた。
今度は、池にドボンと飛び込み上がって、池の中の止まり木に止まってくれた。大口を開けたり、周りをキョロキョロ。また飛び立って対岸の藪に入ったので帰ることにした。
公園の出口に近い所まで来ると、すぐ近くの枝に先ほどのカワセミとは違うカワセミがおすまし顔で止まっていた。アップして見ると、前にもどこかに書いたが、目つきが悪いことが分かる。

2016年5月  (5月4日)
長野県     連休の鳥見

高原の五月の森は、冬から目覚めた樹木・草花・野鳥・動物などが活動を始める時だ。
芽吹き、花を咲かせモノクロの世界から彩の世界へと移っていく時だ。
今頃の森は、野鳥を見るには、まだいい時期だ。もう少しすれば葉が生い茂り、野鳥のさえずりは聞こえど姿は見えず、という風になってしまう。
この時期は、ちょうど夏鳥も遣ってくる時なので、鳥見人やカメラマンが多い。そんな森を歩けば、沢山の野鳥を見れる。鳴き声も沢山聞ける。にぎやかな森だ。渡ってきた夏鳥は、縄張りを主張して縄張り内を飛び回りながら、あっちで鳴き、こっちで鳴きと忙しいが、 見ているこちらとしては、ある場所にじっとしていれば、近くに来てまた姿を見せて鳴いてくれるからいい。
この日は、コルリが近くで囀り多くの鳥見人が耳を傾け、カメラを構えていた。


2015年5月-2  (5月17日)
埼玉県      フクロウ

いつもの公園では、渡りの夏鳥が入っては抜けて行くこの頃。
今は、キビタキがまだ居るようだが、若葉が生い茂り囀りは聴こえるが、なかなか姿を見せてくれない。まあ、私のように数時間だけ見に行くのだから仕方ない。サンコウチョウも入ったというので、ひょっとしたら見れるかと行ったのだが、やっぱりだめだった。

でも、今年もフクロウを見ることが出来きた。
昨年と全く同じ日だった。昨年は雛が3羽と親だったが、今年は親しか見えない。早朝、昨年フクロウが出ていた巣箱のある辺りへ行ってみると数人がカメラを据えているが、姿を捕らえていない。
私も加わり、探すが見つけられない。すると、フクロウ名人がじっと見つめている先に見えるようで、フクロウ名人は私たちに、あそこの枝に止まっていると教えてくれた。
見ると、若葉を背景に、朝陽を背負う形の場所にじっとして、目を開けたり閉じたり、首を回してあっちを向いたり、こっちを見たりしていた。
木々が立ち並び、若葉が茂る間の見通せる場所を選ぶのだが、なかなか全身が見れない。フクロウもカラスなどに見つかりにくいところで休んでいるんので、我々にも見つけにくいのだ。それでも、何とかフクロウの表情を見ることができた。
夕方になると動き出すので、そんな時間帯に行って観ると朝や昼間とは違う表情が見れそうだ。


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