さて、そろそろ考えよ〜
丸太小屋造りのこと
ようやく春めいてきて、雪解けももうすぐだ。そろそろログハウス造りを具体的に考えてみたい。
目的、使い方、大きさなどを、決めて平面図を描いてみた。
全体構想
1. ログ構想として、 山麓に遊びの基地として(将来は住んでもいい)小さいログハウスを造ることを前提にしよう。
2. ひとりで週末に来て、山登りの拠点、自然観察、冬のスキーシーズンの使用などの遊びの拠点として利用する。
3. 月に1回くらいのペースで、家族数人が来ることを考えるれば、居間とは別に数人が寝れるだけのスペースは確保したい。
また、年に数回友達や他の家族をよぶことも考慮すると、6〜8人くらいの人数を想定すれば、4、5人が窮屈なく利用でき、多少窮屈でも最大で10人
くらいが泊まることができればいい大きさだ。
それに予定地は、高冷地なのでマイナス10度くらいまで冷え込むとして、暖房の効率を考慮すると10坪程度の建物にするのがよさそうだ。
4. 小さい小屋を造るときに丸太径によって、室内の有効容積が微妙に違ってくるので、ラウンドログを使用するよりD ログの方が室内的には有利だ。
ログの平らな面が内側になり直接壁面にもなり経済的だ。そこで、ログはD ログを使用することにする。
間取りを考える
まだまだ、いろいろなことを考えなければならないが、今までに考えた条件から平面図を描いてみた。
1. トイレ、洗面所、浴室、台所は最低限そなえる、当然のことだけど。
2. 床は板張りが主だが、たまにはひっくり返って大の字に、また歳をとったらちょっと畳がほしいかもしれない?
ということで3畳の畳コーナーを設けたい。
3. 夏場は、外へ出たり入ったりが多くなるだろうから、ベランダにもステップを取り付け出入りしやすいようにする。
4. 洗面所、トイレの戸は木製の引きと戸とする。浴室は気密を考慮してアルミ枠のガラスドアとする。
5. 各窓は、構造上及び防犯上蝶番を使用した、上止めの開き窓を基本とする。
6. 冬の暖房には、薪をくべる薪ストーブを考えている。
7. ログハウスの宿命で、2階建てはできないので、ロフトという形で使うことになる。
8. ロフトは、押入れスペースと宿泊スペースとして使う。
ログの種類と工法、容積比較
ラウンドログとD ログ、在来工法の断面の様子を描いてみた。室内の広さが有利になる。
(それ程でもないと思われるかもしれないが、内壁用に壁板をつけなくてもすむし容積的にはたすかる。)
[基本単位は通常図面で使う寸法で壁などの中心間の距離を表す]
基礎工事をやる前に、気がついた考慮するべき点を上げてみる。
1. 高冷地なので、基礎の深さは凍結深度以上の深さにしておくことが必要。
2. 雨、霧からログ耐力壁を守るためにも、基礎の高さはなるべく高くするほうがいいようだ。
3. アンカーボルトは、直径13mm以上で基礎へ埋め込む部分がその径の25倍以上で、その間隔は2m以下、土台端部や接続部からは45cm以内の範囲が必要。
4. 布基礎の幅及びフーチンも、安定した大きさが必要。
以上のような環境や条件から、この「布基礎」工法.。この基礎を採用したい。
その前に建物基礎のマメ知識を日経住宅サーチ - 「ベタ基礎と布基礎の違いを
...」から
《基礎には、大きく分けて独立基礎、布基礎、ベタ基礎があります。また、それぞれの基礎ごとに、地質や地盤の状況に応じて形状にバリエーションが加わり
ます。
布基礎は、建物の外周部と内部の耐力壁の通り部分に設置します。形状は逆T字型で、構造は鉄筋コンクリート造りが標準的です。
逆T字型の底辺に当たる部分をフーチングといい、建物の荷重を分散して地盤に伝える役割を果たします。地盤が悪ければ、フーチングの厚さや幅を大きく
し、根入れ深さ(地盤面からフーチング底辺の深さ)を深くすることで対応ができます。
ベタ基礎には、フラットベッドタイプと呼ばれる板状の鉄筋コンクリートスラブの上に直接土台を施工する工法と、布基礎と組み合わせた工法があり、一般
的には後者を指してベタ基礎と言っているようです。
この工法は、建物の外周部の立ち上がり部分(布基礎部分)と、それに囲まれた建物の下部全体を鉄筋コンクリート造りの板状にしたものとを一体化し、強
固に接続させるものです。布基礎に比べ、地盤に接する面が大きいため、地耐力3トン未満の場合に不同沈下(建物が不揃いに沈下を起こすこと)を防止す
る効果があるとされています。》
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ログハウス造りを考え始めて、毎週の休日を利用して自分で造ろうと考えてきたが、現状では毎週の休日を利用
しても、何年かかるか分からないし、その経費の方が高くついてしまいそうだ。
それが楽しくてログハウス造りをする方も多いと思うが、・・・まあ考え方はいろいろでいいと思う。
今は、ログハウスつくりの大工さん?業者が沢山あり、それも地方では都会の業者より格安に、後のアフターケア
も結構面倒を見てくれる業者が多いことが分かった。冬は、雪に覆われてしまうが、除雪をしてくれるとか・・・
その他にも、いろいろその地の情報が得られるなど
そんな訳で、私としてはいい地元業者にお願いしてみようと考えている
建物基礎を考える
marutagoya 2003 Mar.. 3 tama