昆虫って、よく見ると面白い顔をしている。
このバッタも間抜けした顔をしている。
こんな馬鹿面をした、バッタも見ることができなくなるかもしれない!
日中は、このエゾゼミがギィ〜ギィ〜うるさく鳴いている。ときどきミンミンゼミやヒグラシも聞こえるが、圧倒的なのはエゾゼミだ。
このビンズイも、いまひとつの写りだ、後ろは向かれるしピンボケだし、でも、早朝の森でツイツイチョイチョイチ、ズイズイズイとよく響く声でさえずっていた。ちょっと見、アオジ?と思ってしまった。
【今は新芽、9月には花が咲き乱れる。そばのPRポスターはここが撮影地らしい】
【いつも見ている飯綱を裏側からながめた裏飯縄山遠望】
出来上がりは、予定と少し違ってしまいました。何がって?ちょっと見栄えがいまいちで、汁にひたひたでなく、焼き鳥の如く、こんがり醤油色?のはずでした。でも味は、簡単なわりに美味くて、ビールの友になってしまいました。
緑の森へ涼を求めて、盛夏の小屋へ
都会では、今年も猛暑になってきた。年々平均気温があがっている様な気がする。ヒートアイランド現象がどんどん進んでいるんだろう。
そんな都会を脱出する機会が、今月も出来た。夏休みを兼ねて山へ脱出だ。
いつものように、関越、上信越ハイウェイで3時間。群馬・長野の県境の八風山トンネルを貫けると、そこは標高1,000mを超えている。
そこまでエアコンを使用してきた車も窓をいっぱいに開けて外の空気を取り入れる。外気が気持ちいい。やっぱり涼しい。それに乾燥している。肌触りがちがう。
さらに上信越ハイウェイを30分ほどで長野市内に入る。このあたりまで来ると、また暑さが気になり始める。軽井沢から緩やかに下り、標高は400mくらいになる。
長野市内を通り抜け、善光寺の裏山を一気に上ると飯綱だ。標高1,100mの高原にはふたたび涼しい風が待っていた。
Dutch_Oven
Dutch_Ovenのシーズニング(慣らし)
Dutch_Oven は以前、小屋へ持ち上げておいたが、まだ使ってなかった。というのもDutch_Oven
を使うには前段階がやっかいで、遊びが忙しく、なかなか手をつけてなかったのだ。
この作業は、いつかはやらなければいけないのではじめた。
シーズニングは、D.O. に施されている錆止めワックスを落とし、表面にある鋳鉄特有の非常に細かな穴を埋めるためにオイルを焼き付ける。まずこれをやらないと使えない。
D.O.に水をたっぷり入れて火にかけ湯を沸かす。D.O.の外側は火によって錆止めワックスを落せ、内側は湯によって落とせる。
湯が沸いたら、ふたの内側やD.O.の内側を亀の子たわしでよく洗い流す。
洗ったD.O.の水気を布巾で拭き取って、火にかけ強火でさらに水分をとばす。これをやると残っているワックスを焼き切ることもできる。
D.O.を熱したらオイルを塗りこみ微細な穴をふさぐ。このオイル塗りを数回やった。
最初の料理”スペアリブの甘辛煮”
一応D.O.が使えるようになったので、最初の料理を作ってみた。
メニューは、”スペアリブの甘辛煮”だ。このメニューはとっても簡単。もともとD.O.料理は、アメリカの開拓時代から愛用され、幌馬車で移動しているカウボーイ達の必需品の野の鍋だったそうで、だから料理も簡単メニューが多いのだ。 これを紹介します。
”スペアリブの甘辛煮”
材料:豚スペアリブ・マ-マレード・醤油・キャベツ・長ネギ・オリーブオイル
作り方
@D.O.を熱し、オリーブオイルをひいて、スペアリブの全面がこんがりとキツネ色
になるくらいに焼く。このときは弱火がいいようだ。
A弱火のまま、マ-マレードを加え、マ-マレードと同じ量の醤油を加える。
Bマ-マレードと醤油が全体にからめるようにして、このまま弱火でフタをして30
分くらい煮る。
C時々フタを開けてスペアリブの位置を入れ替えて、まんべんなく味がしみ込む
ようにする。
D煮ている間に、付け合せの野菜を準備する。キャベツを一口くらいの大きさに
大雑把でいいので手でちぎっておく。長ネギは5〜6cmくらいにブツ切りにする。
E30分くらいたってスペアリブがあめ色になったらOK。
F用意しておいた野菜を加えて、弱火のまま5分くらい煮る。
G野菜がしんなりしたら出来上がり。
そばの新芽
この辺りは火山灰大地で、やせた土地なので、できる作物の代表といえば、”そば”だ。少し前まで夏そばの花が咲いていたが、今は秋そばの新芽が、地面から顔を出し始めたところで、小さな双葉?がいっ〜ぱいでした。
ところで、知らなかったけれど、世間では、このそばの新芽が話題になっていることを・・・。
なんでも、別名そばもやし、そば若菜とも呼ばれていて、また最近ではそばスプラウトなどともいわれているそうだ。
形は、ひと頃話題になった、かいわれ大根に似ているが、茎の部分がきれいなピンク色をしている。
成分では、ルチンを筆頭に各種のビタミン類の含有量が、他の野菜や果物と比べきわめて多いらしく、必須アミノ酸やミネラルも多量にバランス良く含まれて、まさに必須栄養素の宝庫だという。
そばといえば、結果としての実をつぶしてそば粉、それをそばとして食べる、ところが出始めを食べてしまう・・・人間ていうのは、こうなると情緒も何もなくなってしまう。
涼しげな水辺の森
この森に入ると、たくさんの小鳥たちがさえずっていた。今頃でも早朝は、森に入るとひんやりして気持ちがいい。
時々小鳥たちが森の中を飛び回る姿意外は何も動くものもなく、静寂の中に聞く幾つもの小鳥のさえずりに、気持ちが和む、
そんな早朝の森だ。
森に涼しさを求めるとともに、都会の温暖化を考える