お散歩カメラ

2月と言えば本来は寒中、寒さの真っ最中で、初旬の1週間は一桁の気温が続いたけれど、今頃に発生する南岸低気圧により雪が降った。その雪を境に2桁の気温となり、20℃を超す日もあり3月・4月の気温の日も出てきた。後半に入ると、菜種梅雨は早いが、それを思わせる雨続きで気温も一桁になり、雪やみぞれも加わって中旬の暖かさをかき消すような2月になった。
そんな暖かな日々が続いた中旬は、いい陽気に誘われて連日のようにお散歩をした。お散歩のお供には、いつもコンデジを持っていく。コンデジは2台あるが、その日によって、コースによってどちらかを持っていく。両方ともズーム機能があるので、ちょっと離れたところに居る野鳥だったり、遠くからしか撮れないものなどお散歩時には重宝している。

お散歩は公園が多い。いつも運動をする公園はグランドの周囲には野球場、サッカー場、ちょうの里、野鳥の森、四季の広場、水の広場、池のあるバーベキュー広場、小高い丘の陽だまりの広場と多彩だ。

雪が降った翌日公園へ行ってみた。積雪は7〜8cmと言われていたが、もう融けて道路や陽が当たる場所はほとんど雪はなかった。
南向きの斜面では、タンポポ・オオイヌノフグリと言った毎年春一番に花を見せてくれる花が咲き始めていた。
2月の初旬、立春というほどにもう春なのだ。すでに紅梅は終わり白梅が
真っ盛りに花を咲かせ、ロウバイも黄色い小さな花を沢山咲かせていた。

雪が降った後の小高い丘の陽だまりの広場の中ほどに、何か変なものが見えた。近くに行ってみると、何と雪だるまならぬ雪大仏?が作られていた。だれが作ったか知らないが、高さは2mを超している。
 小高い丘の陽だまりの広場

ちょっと汚くなっていたけれど、真っ白よりこのほうが大仏様?お内裏様?のように見えるかもしれない。
そのうちに、男性が近寄って写真を撮っているようだが、その横で黒いものが見えている。何だろうと、ここはズームレンズ。カメラを覗いてみると、それは男性が連れてきた黒い犬のようだ。その犬が、な!何と後ろ足を上げて、大仏様雪像におしっこをかけている!何という罰当たりなことを・・・
この雪像は、次の日には誰かに壊され、汚くなった雪の塊になっていた。

最近川べりのお散歩も多い。堤防をランニングすることがあり、その時に意外と野鳥が多いことに気が付き、お散歩しながら鳥見も出来ていいかなと思い、最近よく行く。春先には土手に桜がいっぱい咲き、暖かい季節は草花も多くお散歩カメラは欠かせない。
最近は、カワセミのきれいな姿や川面が太陽の光に照らされたキラキラした背景にジョウビタキ、サギたちのいろいろな姿が面白かったりする。

公園のお散歩でのお楽しみのもう一つに鳥見がある。この公園にはそれほど多くの野鳥は来ないが、時々姿を見せるものや季節で来るものなどだが、本格的でなくお散歩ついでに見られるところがいい。

たまには珍しいものも飛んでくる。ゴォーと轟音とともにやってくる。
ヘェ〜何だろう?なんて見上げるツグミ。

今の時期カワラヒワがアキニレの木に沢山やってきて実をムシャムシャ食べている。

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2024 28 Feburaury.  tama

堤防を歩いて行くと、カワセミが川を覗き込むようにジッと見ていたかと思うと、チャッポンと飛び込んだが、上がってきたところを見ると、何も咥えていなかった!残念!失敗だ?
上流へ歩いて行くと川縁りの家の屋根にはサギがそろって日向ぼっこ?いろいろな種類がそろった!そのうちアオサギが大口を開けた。まるで怪物だ!?

ある昼下がりの川縁りを歩いて行くと、逆光の光りが川面に反射してキラキラ!綺麗だなぁ〜なんて思っていると、そんな光る川面を背景に、川に突き出した小枝の先にジョウビタキが止まってキョロキョロ。
その目の先にはサギが川の中に佇んでいた。
陽射しが暖かく気持ちが良いのか、獲物を狙って静かに待っているのか?

月末になって天気が周期的に変わり、気温も下がり雨が続いたが、晴れ間をみて公園を歩いてみた。すると、この辺りでも早咲きのサクラが咲き始めていた。暖冬の影響で早いのかと思い、去年はどうだったか調べてみたら、2月のこの時季に同じように咲いていた。なので、この早咲きのサクラは、暖冬は関係なかったのかな?

逃げていく2月、初旬は寒く中旬は暖かく、終盤は不安定で寒かったが、2月も終わり頃は、冬と春の鬩ぎ合いの周期的に変わる天候になってきて、春になっていく。
暖かいだの寒いだのと言っていたら、もう2月も終わりだが、お散歩カメラでいろいろ楽しんだ。これから暖かになってくれば草花が新芽や花を咲かせ、お散歩カメラが楽しみになる。

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