2022年7月 猛暑のち梅雨のち猛暑酷暑
平年の梅雨とは違い、6月中に梅雨明けし、それに続き月末の猛暑酷暑の日々、7月に入っても熱い日々が始まった。このまま7月いっぱい猛暑酷暑が続くかと思われたが、やっぱり梅雨明け宣言が早すぎた?と思われる梅雨もどき?戻り梅雨? そして、やっぱり今が本当の梅雨明けでしょ って言われる平年と同じくらいの20日過ぎには、また猛暑酷暑が復活してきた。
7月初の日、本来なら梅雨真っ只中のはずだが、梅雨が明けてしまったので、この朝もカンカン照り!
気温は、相変わらず高く朝から32℃を示していた。
昼前、外を見れば、夏空にはフワフワと雲が浮いている。陽射しは強い!気温はグングン上がり、温度計は39℃を示していた。
午後になり、山沿いは雲が湧いてきていた。もっとモクモクと発達して雷雨でも降ってくれれば良いのにと思うが、天気は気まぐれ・・・
13時頃には、温度計が41℃まで上がった。先週から始まった猛暑酷暑では、今日が一番暑い!
夕方、南東の空から反薄明光線が見え始めたが、もっとはっきり見えるかと思ったがそれほどにならず、終わってしまった。夕陽がビルの壁面に反射し、ピカッと黄金色を発した!
日没と共に富士山の黒いシルエットが見えてきた。
これまで、連日フル運転していたエアコンは、今日日中はお休み。窓を開けておくと涼しい風が吹き抜けて、久々に気持ち良かった。
7月の天気を調べてみると、カンカン照りのち梅雨のちまた暑さが戻ってきた様子が分る。
戻り梅雨?のような天気になった7月だが、これもまた梅雨にある中休み。3,4日間良い天気の日があった。
運動をしていて、上を見上げたらサルスベリの花が一つ二つ咲き始めていた。あれ!今頃咲くんだっけ?たしか、秋頃咲いていたことを思いだしたので・・・
調べてみたら花期は7月から10月くらい。花は開花したらその日のうちに萎んでしまう一日花だが、一つの房のような花の塊になっていて蕾が次々に開花する。花が咲く期間が長いことから、ヒャクジツコウ(百日紅)という別名もある。
サルスベリと言う名前は、木登りが上手なサルでも滑り落ちてしまうほど、樹皮がツルツルしていることから来ているようだ。
花火の翌日は、今季初めてのミンミンゼミの鳴き声を聞いた。
今年は、公園でも近くの林でも、いつになってもセミの声が聞こえなかった。ところが、7月18日午前中晴れ間が広がったので、洗車をしているとミィ〜ン ミィ〜ンと、道路を跨いだ農家のカキとクリの畑から聞こえて来た。
やっと、今季初めてのセミの鳴き声が聞けた。やっぱり天候不順のせいのようだが、これで、ホッとした。セミの羽化はある温度と水分が必要だと。今季は温度は高くなったが水分が足りなかったようだ。
セミが鳴き出して、暑さが遣ってきた。いよいよ本格的な夏が来たようだ。
セミの声は、家の周辺でも聞かれ始めた。でも、数は少ないように思える。
毎年、暑くなって来ると、建物のコンクリートの通路にひっくり返って、死んだようになっているセミを良く見かける。
セミが鳴き始めたばかりなのに、今年はもうコンクリートの通路にひっくり返っているセミを発見!家に持ち帰った。
さて、餌は?子供の頃は虫かごに沢山セミを捕ってきて入れておいたが、あの頃は何を餌としたのか?
餌を思いつかないので、家の中にある観葉植物に止まらせて置いたら、なんと幹に口を刺して樹液を吸い始めた。
猛暑のち梅雨のち猛暑酷暑 という様な天候が続く7月も終わりに近づいて来た。今季のこの変な天候も、平年の梅雨末期と同様の様相を呈してきた。
梅雨末期は、各地で猛烈な豪雨や土砂崩れなど大きな被害をだしてきた。今季は今までの豪雨に輪をかけたように、短時間で大量の雨を降らせたり、線状降水帯が発生し、長時間同じ場所に大雨を降らせ、被害をもたらしている。
異常気象?が続くこの頃だ。この傾向はかなり前から見られていて、皆気づいていたはずだが、人間の便利、楽に暮らせるようにと自然環境を無視してきた。誰だったか”美しい日本”・・・と言っていた総理大臣がいたけれど、まったく環境については手を回さず、経済 経済と叫んでいた。
これらのツケが、今回ってきている。これからどうする?