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2021 Dec. tama

2021年をふり返る

10月に入って晴れの日が続いて夏のような暑さが続いた。福岡や鳥取では10月としては観測史上初めて3日連続の真夏日だったとか。
今年の始まりは、やっぱりコロナ。昨年1月からの世界中がコロナに振り回され、今年は2年目に突入。
昨年の罹患した人たちを見ていると、日本人の熱しやすく冷めやすいという特性が、コロナ禍での人々の行動に現れた1年だったように思う。そして、東京では2020年最後の日に、ついに1日に1300人を超える感染者がでてしまった。
感染の急速な拡大に歯止めがかからない状況なのに、政府は何もしようとしていなかった。無策の政府なら、早くコロナが終息して新しい生活が始められるように神頼み、祈るだけだ。

この新年に届いた友人からの年賀状に、共通の友人が本を執筆・出版したと
書いてあった。書名は「国際結婚のすすめ」我が家の娘も国際結婚をしている
ので、さっそく購入して読んでみた。
著者は、以前の職場の同僚で、その後も世話になった友人だ。自分で起業し
現在も企業のトップとして頑張っている。
そんな彼との職場でのことが思い出された。海外出張が多く、出張が決まると
数ヶ月から1年と長く、次に帰国しても同僚達が出張していたりすると、年単位
で会えないことは普通のことだった。もう40年も前のことになる。
2月、冬至の日に南端まで行った日の出位置は、北へ移動してきて、我が家から見えるスカイツリーを越えた。日の出から数分後、太陽は右上に上昇し、ちょうどスカイツリーと重なり串刺し状態となった。
2月に入ってからは、日の出が毎日1分ずつ早くなっていき、春分の日まで昼は延びて夜は短くなって行き、春分を境に夏至に向かって昼間はどんどん長くなる。もう一息、春はそこまで遣ってきていた。
雨降りの日、車で孫娘の幼稚園の送り迎えをした。前日はバレンタインデイ、孫娘が作ったという義理チョコのおこぼれをもらった。孫娘がもうそんなことをする様になったかと嬉しくなった事を思い出す。
3月は、ひな祭り。桃の節句は、春の到来を告げる行事の一つだ。 娘は結婚したので、最近はおひな様を飾らなくなったが、今回は孫娘がおひな様を飾って、ひなあられが欲しいというので持って行った。そんなことがあったので、久しぶりに貝雛人形を飾った。

3月16日、東京のサクラの開花が発表されたが、この辺りでは、ポチポチ咲き始めただけ。
3月19日、所用があって長野へ行ってきたが、昼間の気温は14℃くらいで暖かかったが、夜間は5℃くらいまで下がり、春の気配はあるものの周囲の山々はまだまだ雪が見えていて、さくらは堅く蕾んでいた。
4月からは、3番目の孫が幼稚園に入った。お姉ちゃんが年長さんになるので、いろいろ世話をやいていた。トーマスの上履きが欲しいと言ったのでプレゼント、ちゃんと行けるかな? と心配したが、毎日お姉ちゃんとあ〜だこ〜だと言いながら楽しそうに通園している。
4月16日実家のリュウキュウツツジが満開になった。いつもの年より1〜2週間早い満開の感じだった。サクラも早かったし、季節が全体に早くなっているのかな?
異例の早さで、今年の梅雨が始まった。5月17日 ええ!もう梅雨??東海地方まで梅雨入りしてしまった。
例年だと、5月半ば頃から沖縄や奄美地方が梅雨入りして、徐々に九州・四国中国地方と遣ってくるはずが、この頃沖縄はもう晴れ続きで梅雨の中休み?今年は梅雨入り宣言こそされていなかったが、この辺りでは既に梅雨空で、梅雨入りしている状態だった。


今年は、季節の進み具合がいつもの年より早いようで、実家の庭先にある梅の木の実が、ずいぶん大きくなったので採った。
いつもは10粒ほどしか採れなかった梅だったが、今年は数が多く55粒も採れた。
昨年、剪定でほとんど枝先を切り落とし、梅の木をずいぶんいじめたのが、良かったのかも知れない?
6月15日、東海地方以南が梅雨入りしてから1ヶ月、漸く「関東甲信地方が梅雨入りしたとみられる」という発表があった。やっと来たかという感じ、今年の梅雨入りは平年より1週間遅く、ここ10年で一番遅い梅雨入りだった。

5月後半に届いたコロナワクチン接種案内。6月15日から予約の受付が始まった。予約は役所で行う集団接種の1週間先の予約が出来た。とりあえずワクチン接種が出来れば、日々いつ何処でも感染するかと、心配することも無くなり、少しは行動範囲を広げても安心かな?結果、7月初旬には2回目のワクチン接種が終わった。
7月に入ると、いよいよ東京オリンピック。コロナがあったので開催には国民の反対の声が多かったようだった。。でも7月21日には、東京オリンピック開会日の飛行チーム「ブルーインパルス」の予行飛行が行われ23日からオリンピックが始まった。

毎日毎日暑い日が続く中、オリンピックでは連日金メダルがとれていた。我が家から数百メートルのところにある自衛隊駐屯地内の射撃の会場からは、連日パンパン射撃の音が聞こえていた。
続けてパラリンピックも開催され、オリパラは無事終了した。

コロナ感染状況は、オリンピックが終わりパラリンピックが始まった頃が一番多く、25992人をピークに2万人台が続いた。9月末には1500人程度まで減少し、10月末には200人台、11月に入ると更に減る傾向が見られ二桁台の日も出てきた。こうしていると20000人も感染者が居たことが嘘のように思えてきた。もうこれで終息するのではないかとさえ思われた。
しかし、11月下旬、南アフリカのウイルスの専門家たちが、新しい変異株を見つけたと発表し、WHOを通じて国際社会に警鐘を鳴らした。そして今までアルファ、ベータ、ガンマ、デルタとギリシャ文字の名前を付けてきたが新しい株は、ギリシャ文字15番目のオミクロンと名付けられた。
そのオミクロン株もついに日本に上陸、ジワジワと広がり始めている。感染者数は毎日数十人程度で推移している。

HP作りで楽しみの一つにトップページのデザインだ。
その時々の気分や撮れた写真などを加工して作っていく。そして興味を持った項目を掲載していくそんな楽しみだ。

2006年5月30日にはHP タイトル「tama's home」を改め今の「Nature of the four seasons 四季の自然」に変更した。
現在のトップページは2008年1月1日更新したものを更にマイナーチェンジした物を使っている。トップページの写真は1日、3時間ごとに変わり、ほぼ1ヶ月で入れ替えている。
項目としては「自然見聞録 Nature INF & OBS」を中心に適宜「飯綱の森から」、「Wild birds」を更新している。

2001年11月に、このホームページを始めてから20年が過ぎた。
HPを始めたきっかけは忘れてしまったが、あの頃は自然観察指導員講習会で知り合った仲間と月に一回くらいに自然観察会を行い、その内容を掲載しようと思った事やあの頃HP作成が流行っていて、そんなきっかけで始めたような気がする。
「ゼロから始めるホームページつくり」「無料で作るかんたんホームページ」「かんたんホームページビルダー」などホームページを作成する本を購入し挑戦してみた。その頃、パソコンは90年代後半からどんどん普及した時期で普及率が上昇し右肩上がりで上っていくときであり、インターネットも普及し始めていた時期だったが、今のような高速では無く度々切れてしまったり繋がりも良くなかったような気がする。
ちょうど会社でも1人1台のパソコンで仕事をする時だったので、パソコンいじりも楽しくなっていた頃だった。HPを作るといろいろな人達とリンクを張るのも楽しみの一つだった。
そのうちにブログ、そして最近はツイッターと、手軽に出来るようになってきて、HPは廃れてきたのかな?って思ったりもする。でも、いまだに続けている。
このHPも「RopeWork」「paint」「Wild Birds」などいろいろな項目を設けて遣ってきたが、ずっと続けている「自然見聞録」は月一で新しい記事を掲載する目標だったが、なかなか難しいことだ。新聞記者では無いが近所を歩いて見て何か気がついたこと、住んでいる街隣り街などいろいろな事、ものを探し回って続けてきた。
細々とここまで20年もやってこれた事は自分でも驚きだ!
このホームページはタイトルを変えたり、トップページを変えたりして、ここまで来た。トップページのデザインは変えても、トップメッセージ


少年の日に見た あの驚きと 喜びと 発見にみちた郷愁の山野へ! さあご一緒に・・・」 の言葉はずっと変わらずに来た。

HP開設20年になった

2021年も、いろいろなことが有ったが暮れていく。
歳のせいか1週間が凄く速く過ぎるのを感じる。それは我が家のゴミ出し役が私だからだ。火曜日と金曜日は可燃ゴミ、木曜日は資源ゴミ、月2回月曜日は不燃ゴミの収集になっている。火曜日は週が始まったと思い、木曜日は週の半分が過ぎたと思い、金曜日はもう週末かと思っているとすぐに1週間が過ぎてしまうのだ。そんな毎日の繰り返しが1ヶ月になり、3ヶ月、半年そして1年となって終わる。

昨年、今年とコロナで明けてコロナで暮れていく。それを除けば自然災害が多くなっている事が気になる。気象の変化が大きな影響をしているように思える。気象状況が極端で激しくなっているからかも知れない。火山活動が活発なように見えたり、地震が多くなっているようにも感じる。
人間もおかしくなってきている。最近は電車内で切りつけたり、火災で大量の人達に被害を与えたりして、多くの人を巻き込む事件が多い。
コロナのせいにしてばかりではいけないが、仕事を無くしたり商売が出来なくなったりして、多くの人達がゆとりを無くして居る。コロナが早く終息すれば人達の気持ちも少しは穏やかになり、世の中も落ち着いてくるだろう。
良いことも悪いことも有ったが、今は我慢辛抱そんなことをするしかないのかな。
安心してのんびり出来る日がやって来ることを祈って、1年を終わりにすることにしよう。

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