暑さとコロナで籠もりがちな日々だが、時々空を見上げると羽田空港へ着陸する飛行機が、夕方近くになると頻繁に飛んでいく。いろんな航空会社の飛行機が5分もしないうちに次がやって来る。
この辺りから新宿方面へ飛んで行く、すると着陸態勢に入るようで車輪を下ろし始める。子供みたいだが見ているとおもしろく、いつまでも見ている。

多分国内線が多いのだろうが、時々海外から飛んで来たと思われる飛行機も見える。今は昔、海外出張でいろいろな国へ行っていた頃のこと、あの国、この国と思い出している。初めて行く国に着陸するときは、どんな国だろう?とドキドキとワクワクだった。

夏、8月いろいろ

8月12日には、夏としては珍しく北海道では3.8℃、4.5℃という最低気温の所があったようだ。

夏らしい暑い日々が続いていたが、お盆に入る頃から日本列島にへばりつくように梅雨前線が復活?梅雨末期の様な猛烈な雨が降る天候になってきた。

各地で記録的な大雨、線状降雨帯が長時間にわたって発生し、河川の氾濫、洪水などが発生した。

8月の初旬には、台風が9号、10号、11号と3つも発生し、11号はそれていったが他の2つは上陸した。
最近の台風は、以前と違い太平洋で発生し、関東以北に上陸する形が多くなってきた。
日本近海の海面温度が高くなっているからなのだろう

8月は、7月中旬以降からの30℃以上の気温が続いていた。ところがお盆を迎えるところで梅雨?を思わせる気圧配置になり梅雨空になった。
戻り梅雨?って言うのか? それとも、こんな天候を天候不順?異常気象?というのだろうか。

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2021 August. tama

お盆中梅雨空が続き、肌寒い日々だったが、お盆明け久しぶりに朝から強い陽射しが戻ってきた。しばらく聴かなかったセミがミィ〜ンミィ〜ンミィ〜ンミ〜と大きな鳴き声が早朝から聞こえてきた。セミも暖かな陽射しを待っていたかのようだ。

サルスベリの花が咲き始めたのは8月初め。
この花、お盆の花、ミソハギに花色が似ていると思ったら、同じミソハギの仲間だった。(ミソハギ科 サルスベリ属)
薄ピンクの花が少しずつ、蕾は沢山見えているので、これからあちこちでピンクや白い花が見られるだろう。

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この辺りでは、お盆が終わると梅雨空から、また暑い日々が始まった。どっちが良いか?やっぱり暑いけれどスッキリ晴れ渡った青い空が良い。
夕立くらいなら良い。遠くの雨柱なら、見ていて ああ あの辺りは大雨が降っているんだ!通り雨かな?なんて暢気なことを言っていられる。

我が家から数百メートルのところ,家から歩いて10分ほどの所を流れる川があり、その河岸段丘の斜面にキツネノカミソリが咲いていた。
暑い陽射しの中を歩き、林に入ると何と涼しいことか、斜面の下を流れる川面が一層涼しさを増してくれる。
ここへは、前に何回か訪れていたが、最近は足が遠のいてしまい、ここ十年ほど見に行っていなかった。しばらくの間に、ずいぶん整備された様だ。

この花、ちょっと見ユリ科の花かと思うが、実はヒガンバナ科の花だそうで、ヒガンバナと同様に花が咲くときには葉がなく、有毒らしい。

それにしても、
キツネノカミソリなんて名前はどうして付いたのだろう?
花からは想像出来ない。

いろいろな説があるようだが、葉の形がカミソリに似ているかららしいが、花が咲くときには葉っぱが無いので、カミソリの形って?分らない。

セミの抜け殻があちこちで見られる。
では、セミはと公園内を歩くと、四方八方から沢山聞こえてくる。暑くなり、長い間地中で過ごし、漸く地上に出ての短い時間、我も我もと多くのセミの、鳴きしきる声が、大きくなったり小さくなったりして、セミ時雨だ。

そんな中、鳴き声が聞こえる木へ近寄ってセミを見ようとした。ところが、確かにそこに止まって居るはずの辺りからは聞こえるが姿が見えない。何度か木の回りを回って、やっぱりあそこから聞こえる、と言う場所をジッと見ていたらやっと発見!
何とおみごと、擬態では無いが、木肌とミンミンゼミの透明な羽根に点々とした模様、体色がマッチし過ぎていたようだ。

お盆の頃になると紫が綺麗なキキョウが咲く。花が開く寸前の膨らんできたキキョウを潰してしまうようないたずらをした記憶がある。
それでも、どんどん咲くのでお盆の盆だなに飾られた。
公園の片隅に咲いたキキョウを見つけ、そんな昔のことを思い出した。

田舎では、お盆が過ぎれば秋風が吹くと言い、秋の気配がしてくる。
こうしたことは感覚のことだが、日暮れが少しずつ早くなってくるようになったり、お盆で賑わった後の寂しさなんかもあったのかも知れない。

公園を歩くと葉っぱが付いたドングリが落ちているのが目につき始めた。
ハイイロチョッキリの落とし物だ。

夏の終わりに近い今頃は、公園内のあちこちで数枚の葉っぱにドングリが付いた落とし物を発見する。正確には、コナラの実やクヌギの実などが枝ごと落ちているのだ。

こんな光景を知ってからは、もう夏が終わりに近いんだなぁ〜と感じる。

お盆に入って、数日間天気の悪い日が続いて、しばらくエアコンをつけないで過ごせたので、なんだか夏はもう遠ざかったような気にした。

でも、また暑さが復活してきて、またエアコン毎日の日々になるかと思ったが、この頃の日中は、窓を開けておけば風が吹き通るので、エアコン無しでも過ごせる。

戻り梅雨かと思っていたら、8月終わり頃は秋雨前線が、各地に大雨を降らせている。
何にもしてなくても、どこにも行かなくても一年は確実に過ぎて行く。
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