枝切り
妻の実家の周囲に植えてある木々の枝切りをした。
敷地を囲むように、梅の木、ツツジ、サザンカ、ユズやヒバなどが植えられていて、この時季葉っぱや枝が伸び放題に生長していた。
特に、梅の木はもの凄い勢いだ。サザンカも同様だ。花が終わり実を付けたり、枝を伸ばしている。こんな状態では、何も手を入れないと空き家か?なんて思われてもいけないし、年寄りが手を出すことも出来ないので、梅雨の晴れ間に切った。
本来なら、剪定と言って、その木によって時季に合わせて行えば良いのだろうが・・・。
植木などの剪定は、木の不要な部分を切り落とし、整えることで生育を促すと共に、見栄えのする格好にする作業だ。でも、リンゴなど果樹は、見栄えよりも、生育を考え美味しい果実が出来るように剪定を行っている。
枝が塀の外まではみ出したり、めちゃくちゃに上に向かって伸び放題だ。公道に面した塀沿いには、リュウキュウツツジ、サザンカ、バラそして梅の木がぼうぼうになっていた。バラとリュウキュウツツジは咲き終わって枯れた花が付いていて、結構汚く見える。真っ盛りに咲いていたときは綺麗だったが、咲いた後は綺麗にしないとみっともない。
一方、私道に面した塀沿いは、リュウキュウツツジ、ヒバ、サザンカ、梅の木が2本、ハナズオウそしてナンテンと続く。
玄関前の梅の木も風通し良くサッパリと切り落とした。
ただ、隣に植えてあるユズの木は、花が終わり、小さな青い実が付き始めた。
やっぱりユズの木も鬱蒼と緑の葉っぱに覆われているが、これから秋冬に向かって実を大きくしていく時期なので、ユズの木だけはそのままにしておいた。
毎年、実を採った後、枝を切り落とし、清々とした姿にしているので、その時だ。
私道側も、やっぱりスッキリ風通し良く切り落とした。
毎年のことだが、梅の木にはアブラムシがいっぱい付いていた。以前は、木の下の地面が濡れたようになるほどになっていたことがあった。名の通りで、油を出すようだ。
植物に虫と言えば、サザンカにはチャドクガが発生する。
ツバキ科の葉っぱが大好物のようで、以前大発生したことがある。
知らずに、枝を切って皮膚に触れて、強烈な痒みと湿疹に悩まされたことがある。
切り落とした枝を集めたら、こんなにいっぱいになった。
その枝を60cmx30cm位の束にして、年寄りでもゴミ収集日に出せるようにした。
その束は10束、枝付きのの葉っぱは束に出来るが、切った枝先などと葉っぱは、ゴミ袋に入れ、それが4袋になった。
朝9時頃から始めて、3時頃には終わった。
いつも、終わった後に、何かの虫に刺されたり、木の枝に引っかかりかすり傷があったりするが、今回はそうしたものが、全くなく終わった。