もう春だ

3月前半は、天候の変化は激しく、気温も乱高下していたが、半ばを過ぎてからは気温も15℃前後となって暖かくなってきた。気分は春だ。
近くの公園を歩けば、地面の枯れ草に混じって少しずつ緑が多くなってきて、小さな花も咲き始めている。
そんななかでも、目を引くのは早咲きのサクラだ。良い季節になってきて、公園ではBBQをしたり、お散歩、ジョギング。グランドではアスリートが走っている。

2019 Mar. tama
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公園の入り口は、あと1ヶ月もすれば咲き始めるフジだが、まだまだ枯れ色だ。真夏に幼子達が歓声ををあげて水遊びする噴水も、今は水もなく階段状のステージで日向ぼっこ。

樹林公園は、数十年の時を経て樹木が生長して、ここ数年でかなりの大木が伐採され、今は残った樹木と枯れた下草が広がって、皆の憩いの場となっている。そんな、枯れ草の中を良く見れば、小さな草花が元気に花を咲かせたり、芽吹いている。

隣のスポーツ公園のサッカー場の周囲は、早咲きのサクラが満開を迎え、綺麗な花を賑やかに咲せていた。
ソメイヨシノとは違う色合いが、明るい春の陽に当ると更に鮮やかなピンク色に。まさに春色だ。

サッカーをする少年達は、試合の合間にお花見だ。桜の下に集まりお弁当を食べながらのお花見?いやいや お花見どころではなく、次の試合が気になって、それどころではない。

サッカーなど関係ない幼子は、自分の背丈の何倍もある大きな桜の下を走り回って、ひとりお花見を楽しんでいるようだ。

遅咲きの白ウメが、木に雪でも付けているかのように真っ白だ。そんな中に混じって黄色い花を咲かせているミツマタ。
枝が三つに分かれるためミツマタと命名されたとか。

黄色い花でも、こちらはサンシュウ。

ミツマタ

ソメイヨシノの前に、一片咲くジュウガツザクラ

春を告げるコブシ。まだまだ蕾が多く、全開すると真っ白で雪を被ったようになる。

もう一つ、今頃で雪と言えば、ユキヤナギ。まだ満開にならないので緑が多いが、満開になると本当に真っ白。緑が見えなくなり、雪で覆われてしまったようだ。

これは何?モクレン??

公園には、いろいろなスイセンが咲いている。何スイセンなんだろう? スイセンは品種改良されて幾種類もの花があるようだ。

暖かくなった公園を歩くと気持ちが良い。上着を脱いで軽やかな足取りの先には、いろいろな花が次々に現れてくる。まだ枯れ色の樹木だが、良く見ると枝先には新芽の膨らみが見られ、もうすぐ芽吹きを迎える。
こんなことを書いている間にも、ソメイヨシノの開花はまだか?昨日は毎日通るバス通りのサクラ並木の下で、カメラを上に向けている人を見かけたので、数輪の花を咲かせていたのだろう。そして、気象庁から東京の開花宣言が出された。
もう春だ!

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