ちょっと違う感じがする10月

何がどう違うかって言うと、それほど違ってはいないが、散歩や走りながら公園や街路を見ていると、やはり何かが違う。

サクラの狂い咲き?ソメイヨシノなど春に咲くサクラが、いつも走っているグランド脇の一角の何本かの木で咲いていた。春に咲くサクラが秋に咲くのは、突然小春日和が続いたりして、サクラが春になったと勘違いしてしまう「狂い咲き」、あるいはホルモンの変化によるものなどといわれている。
はてな?このところ、それほど小春日和のような天気が続いたかと思い起こしても、思い当たらない。
10月になってからの気温を見ても、日最高気温が25度以上の夏日は5日ほどで、昨年の同じ時期で比較しても昨年の方が日数も多く、日最高気温の平均だって高かった。
また、目に付いたのは、サクラの木の葉っぱが全く無くなっている木がずいぶん沢山見受けられたことと、ケヤキの木などの街路樹の葉っぱが枯れていることだ。そろそろ色づいてきて、落葉となるならその時期だと思うが、木に付いたまま枯れているから、ちょっと心配だ。

違うと思っているのは、大震災があったり原発事故があったから、どこか自分の中で違っているという思い込みがあるのかもしれない。
そうして辺りを見回せば、それほど違っていないようにも思える。
街路樹でも早いものは、そろそろ色づいて紅葉・黄葉し始めているものもある。近年、この辺りでもイチョウが色づくのは12月頃だったりするので、紅葉の時期の特定は難しい。

自然は、順調に進んでいるのか実を付ける植物はそれなりに、色とりどりの実を付けて我々の目を楽しませてくれている。

10月半ばを過ぎて、漸く平年並み?の気候になってきたが、10月としては珍しい暑い日があって、東京都心で29.7℃を観測、9月上旬並だったり気候的には変動が大きいような気がする。

まあ、春や秋は変わり目の季節なのだから、変動が大きいのはあたり前と言えばその通りだが、前述しているように、今年は日本に起きた変事により気持ちの中にある何かがそう感じているのかも知れない。
9月の迷走大型台風の影響もあるかもしれない。近所でも大きなケヤキの木が倒され切り株が残っていた。

一番ショックだったことは、いつも走っているグランド脇の自分の木のように思っていた木が台風で倒され無くなって、根っこが持ち上がった状態で切り株になっていたことだ。

この木の根元にいつもスポーツドリンクを置いておき、走ったりストレッチをしていた。夏は強い陽射しを遮ってくれて、走った後木陰で一休みできる場所だった。
今も、木は無くともその場所が定位置になっている。切り株の上にドリンクを置き運動をしている。また暑い季節になったら…と思うと、場所を変えなければなんて考えてみたが、どうなるのか・・・
ちょっと違った感じがする10月、我が家的には大イベントがあり、そんなことも関係しているのかもしれない。
いろいろな事があるけれど、その時はちょっと違った感じがしたことも、後になってみれば何でも無かった、なんて思えることだってあるだろう。

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2011 Sep..22 tama
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