クリ [ブナ科クリ属]
山地に生える、高さ15〜20m程度の落葉高木。葉は互生(ごせい)し、長さ10cm程度の長楕円形。
花は、6〜7月に開花する。雌雄同株で雄花は淡黄白色の長い穂状になりよく目立つ。雌花は緑色で雄花の穂の基部にかたまって付く。秋になるとイガが4裂して中から1〜3個の堅果が出てくる。
これがクリの実だ。しぶ皮が種皮でそれを剥いて食べるのが種子だ。
果樹として改良され、多くの品種がある。
カキ [カキノキ科カキノキ属]
高さ5〜15mほどになる落葉高木。葉は長さ5〜17cmほどで、互生(ごせい)し裏面に褐色の毛がはえる。6月ごろに黄緑色の花を葉腋に咲かせる。雄花は集散花序に数個つき、雌花は大きなものが一つづつ咲く。果実は10〜11月に黄赤色に熟する。本州〜九州で栽培されている。
カキには、甘柿と渋柿があるが原産地の中国には甘柿がなく、日本に渡ってからできたようだ。現在の栽培品種のカキには、種が無くても甘くなる完全甘柿と、種が数個入ると甘くなる不完全甘柿があり、未熟なうちはいずれも渋い。
東北南部以北では、甘柿が完熟しても渋みはぬけないそうだ。
天高く馬肥ゆる秋・・・も、もうすぐ。秋の美味しいものが野にも里にもたくさんあった。
秋の空にもまして、どんどん色付いていく美味しいもの。みなさんもう少しですよ〜
火星は地球の約半分の大きさで、薄い大気と堅い大地を持っている、これは地球と似ている。
火星の1日の長さは約24時間40分で、軌道が地球の外側約1.5倍の距離であるので、1年の長さ687日、2年弱になる。
火星の軌道は、ややいびつな形のため、地球との距離も、約2年2ヶ月ごとに地球に近づいたり遠ざかったりしている。だから、中接近、小接近はこの周期でおきているようだ。
今回の大接近は、地球にもっとも近づき、約5600万kmの距離まで近ずく。反対に最も遠くへ離れるときはおおよそ4億kmもあって、大接近の周期は約15年おきにやってくるそうだ。
その、そうめったにはない、大接近が8月27日にあった。
また、火星は地球と同じように自転軸が軌道面に対して約25度(地球は23.5度)傾いているために、四季の変化があるそうで、その顕著な変化は、極冠(地球だと北極かな?)という部分で、ドライアイスと水の氷からできていると言われ、その大きさが四季に応じて変化するのが観察できるそうだ。
残念ながら火星大接近の日写真を写したのだが、暗いところにポツンと一点火星が写っているだけで、おもしろみがないけれど一応掲載してみた。
火星の大接近にまつわる話題は、たくさんある。地球から見て月と火星がすぐ近くに見える日。9月9日。
この日は、写真が撮影できたのでごらんください。
その後、9月11日は中秋の名月。さてさて、中秋の名月と並ぶ火星はいかに?ということでこれまた写真撮影となったのですが、あまり感動的ではなかったのだ! まあ、これも写真をごらんください。
大接近した火星
(8月27日)
少し色付いてきたカキ。もう少し熟すと柿色が青空に映える。
大きくなり始めたカリンの実。
もう少しすれば黄色く熟してくるだろう
はぜ(稲架)に架けられた刈り取った稲束
2003 sep.28 tama