春といえば、忘れられないものにツクシ(土筆)がある。
ツクシは、スギナ(杉菜)の胞子茎で、頭の楕円形の胞子嚢穂から胞子を散布するとすぐに枯れてしまう。
栄養茎(スギナ)は、緑色で20〜30cmに伸び小さな枝が輪生する。
ツクシは、油いためして醤油をかけて食したり、おひたしにしてもなかなか美味い。
ほろ苦い、大人の味が乙なものである。お試しあれ!?
春でもう一つ忘れられないものに フキノトウがある。
フキノトウは、淡緑色のほうにつつまれたつぼみがフキノトウで、雄株と雌株別株である。
フキノトウが開いてきて花が見えてきた頭花が黄色っぽいのが雄株、雌株の頭花は白っぽい。フキの雄株は花が終わると枯れてしまう。
フキノトウも食すとたいへん美味い。ほろ苦い早春の味である。調理方法としてはてんぷら、蕗味噌などが風味、香りを楽しめていい。
蕗は、これから伸び始め葉や葉柄も食せる。よく知られている食べ方に、しょうゆと唐辛子で煮しめた伽羅蕗(きゃらぶき)がある。
葉柄を食するには、あくがあるので水にさらし、あくぬきをしてから調理するといい。
カタクリ(片栗)の花が咲き始めた、北国に春を告げる花として親しまれている。平年より少し早い。練馬区にある群生地はまだ咲いていない。
桜が開花するのとほぼ同じ時期に咲き始める。紫色の花を1個つける。花は下向きにつき、開くと花弁が後ろへ反り返る。花は日が当たっている時だけ開く。
地中の鱗茎からとったでんぷんが本当の片栗粉。山野のやや湿ったところで群生する。
東京近郊の田んぼでも、冬のあいだ固くなっていた土をおこして、田植えの準備が始まった。
いよいよ春だ!あとは桜が咲くのを待つばかり。3月は花見で酒が飲めるぞ!と 世のお父さん方は、少々うきうきしたくなる季節でもある。
美味しいお酒を 一献・・・・・・
ついに今年もさくらが咲いた。それも平年にくらべ、おどろくほどの早咲き!
我が家の近くのさくらの名所?大泉学園通りもにぎやかに咲き始めた。約3kmの道路の両側を飾る。その場所、木によって咲き具合がさまざまで、もう満開ちかくになって花びらをひらひらさせてやわらかい新緑の葉をだしているものもある。
3月の2週目では、まだ咲いていなかったカタクリの群生地、清水山憩いの森でカタクリが咲き乱れている。
まさに春爛漫!!。 あすも22℃くらいになるというあすは彼岸の中日、これからいっそう暖かくなる世の中のみなさ〜ん。春を楽しんでくださ〜い!
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スギナ〔ツクシ〕(トクサ科トクサ属) |
フキ(フキ科フキ属)〔蕗のとう〕 |
カタクリ(ユリ科カタクリ属) |
田おこし
カタクリの群生
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